2012年2月29日水曜日

UIKitの隠れた仕様

UIFontの情報を得ようと次のようなプログラムを書いた。

NSLog(@"smallSystemFontSize=%f" ,[UIFont smallSystemFontSize]);
NSLog(@"systemFontSize=%f"  ,[UIFont systemFontSize]);
NSLog(@"buttonFontSize=%f"  ,[UIFont buttonFontSize]);
NSLog(@"labelFontSize =%f"  ,[UIFont labelFontSize]);
// この処理をmain()に置くと、なぜか↓がエラーを発生する
//  UIFont *font = [UIFont systemFontOfSize:96];
UIFont *font = [UIFont fontWithName:@"Times New Roman" size:96];
NSLog(@"capHeight =%f",font.capHeight);
NSLog(@"ascender  =%f",font.ascender);
NSLog(@"descender =%f",font.descender);
NSLog(@"lineHeight=%f",font.lineHeight);
NSLog(@"pointSize =%f",font.pointSize);
NSLog(@"xHeight   =%f",font.xHeight);

が、これが実行時にエラーを出す。
調べると、main()の中に書いているとfontWithNameまたはsystemFontOfSizeでエラーを発生する。
UIApplicationMain()以降に呼び出されるメソッド内、たとえばapplication:didFinishLaunchingWithOptions:の中だと問題ない。

main()中ではインスタンスを作ることそのものがだめなのかと思いきや、NS*では問題ない。
UIKitのインスタンスメソッドはだめなのかも知れない。

まあ、通常main()内に記述することはないはずだが、念のため。







2012年2月26日日曜日

MacとWindowsのフォルダの違い

MacでもWindowsでも、ファイルシステムにおける階層化構造のことを「フォルダ」と呼ぶ。
もともとWindows、というかDOSでは「ディレクトリ」と読んでいたが、いつの頃からか「フォルダ」と呼ばせるようになった。Windows95からだったか。
この呼び名の変更は明らかにMacを意識したものだと思われる。
GUI化するとき、「アイコンがフォルダの方が作りやすい」とも、まことしやかに囁かれているが、多分それはこじつけ。

しかし、この2つのOSにおける「フォルダ」の意味合いは大きく異なる。

Windowsにおけるフォルダは単に「ディレクト」の名称変更に過ぎず、機能的差異は全くない。フォルダを1つのファイルとして扱うことはできない。

ところが、Macではフォルダは1つのファイルとして扱うことも出来る。まさしくファイルを束ねる「フォルダ」である。OSまたはアプリによって認識されている特殊フォルダに関しては、通常の方法ではその下のファイルを見ることができなくも出来る。

例えば、Macのアプリケーション実行ファイル名は*.appだと思われがちだが、
実はこれはファイル名ではなくフォルダ名である。CTRL+クリックまたはマウスの右クリックで「パッケージの内容」を選ぶと、その中に入っている実際のファイルが見える。
Macではアプリケーションの削除は.appの削除だけでいいと言われるが、それは実はフォルダごと消せるからである。

このように、1ファイルのように見えるフォルダはXcodeのSettings.bundleなどを初め、いくつも存在する。

Windowsでは既存フォルダと同名フォルダをコピーした場合、フォルダ内のファイルは両方が交じって存在するようになる。
Macでは同じ事をすると、古いフォルダの内容は全て消え、新しいフォルダの内容のみになる。これは、WindowsからMacに移ってきた人が、かならず一度はハマる罠だと思う。

これもフォルダの性格の違いから来ることである。Macにとってはフォルダは複数のファイルを束ねて出来た新しいファイルとほぼ同等であり、上書きはその内容の改変ではなく、フォルダそのものの置き換えを意味するからである。

ということで、どちらかというとWindows側の名称がその実態に合っていないのが問題なので、ここは1つ「ディレクトリ」に戻して欲しいと思う今日この頃。

WindowsとMacではファイルに対する認識も大きく異なると思っているが、それについては後日またまとまったら。

・・・2012/03/09追記
Lionでは「フォルダの結合」と「両方のファイルを保持する」というのが加わった。Windowsと同等になるのは前者。大迷惑OS Lionでの数少ない「改良」と言える項目かと。

2012年2月18日土曜日

Windows7 ネットワークの高速化

Windows7 64bitのネットワークアクセスが異常に遅い。

インターネットでは気がつかなかったが、ネットワーク先にあるドライブ、WindowsHomeServer(WHS)やネットワーク共有ドライブへのアクセスが今までより10倍どころかもっともっと落ちている感じ。

調べてみると情報あり。Mac mini 2011/2014にWindows7を入れている場合、以下の通りに設定する。
  1. コントロールパネル~ネットワークと共有センター~(左側から)アダプターの設定の変更
  2. ローカルエリア接続の右クリックメニュー~プロパティ
  3. 構成~詳細設定
  4. TCP/UDP Checksum Offload(IPv6)をDisable
  5. Large Send Offload v2(IPv6)をDisable
  6. [OK]
EpsonDirect NP25Sの場合
  4. TCPチェックサムオフロード(IPv6)を無効
  5. 一括送信オフロードv2(IPv6)を無効
 
これで速度がほぼ戻った感じ。IPv6プロトコル自体は外してない。
本来はこれらの機能はEnableにするとネットワークカード上で処理されるようになるのでCPU処理が減って速くなるはずなんだがなぁ。

さらに調べると、ネットワークのTCPウィンドウサイズの自動調整機能を高速回線用にするとよいという情報もあり。
コマンドプロンプトを管理者権限で起動してから、下記コマンドを実行する。
(「プログラムとファイルの検索」に次のコマンドを入れて実行した場合、管理者権限で弾かれる。)

netsh interface tcp set global autotuninglevel=highlyrestricted

元に戻す場合は最後をnormalにする。(上記設定を変更するときは、基本的にネットワーク越しのファイルアクセスをしていない状態で行うこと。していると、そのアクセスに失敗することがある。特にVNCでの遠隔設定時に注意。)

さらに速くなったような感じ。特にインターネット接続が劇的に速くなった。
他にもいろんな設定を変えている人が見受けられるが、うちの場合はこれでOKとしておく。


2012/04/11追記
ファイルコピーを高速化するフリーウエア「TeraCopy」は、ネットワーク越しコピーでは無効どころか、場合によってはかえって遅くなるようである。あまりに遅い場合は、それを一時的に無効にするか、他のファイルコピープログラムを試してみると良いかもしれない。
「SotaさんのBackupが意外に早い」とも書いておこう。

2013/02/10変更
WindowsHomeServer相手のコピーならBackupが結構早い。
Macをサーバーにしている場合はTeraCopyの方が速い。
Backupは、Mac相手のコピー時に限り、ファイル名の扱いに問題があるらしく、コピーに失敗することが多い。日本語を含むフォルダおよびファイル名が怪しい(でも全てではない)。
なので、Mac相手は基本TeraCopy。
ただし、TeraCopyでのコピー中にMacとの接続が切れることが多い。コピー動作が止まったらほぼ確実。その場合、一旦中止して、再度やり直し。
2以上のコピーを同時に走らせると切れる確率が上昇するのでやらないこと。
なぜだろう?

2013/3/23変更
Backupはネットワーク越しだと異常に遅くなると判明。

→遅くなるのはどうやらWindows7側の問題のような感じ。他のコピーツールでも同様な現象が発生する。
→2つ(以上)の別ネットワークドライブに同時にコピーするとものすごく高速化されるという変な現象も起きる(Backupは多重起動可能)。でも、Mac相手ではコピーに失敗しまくるようになるのでやってはいけない。

2012年2月14日火曜日

Windows7 32ビット版で不具合を起こすソフト

ついでなので、Windows7の32ビット版で不具合を起こすソフトについても少し。
XPでは動いてたけど、というもの。

・Zwei!!(Falcom)
全くだめ。ついでに言えば、仮想XPモードでも完全ではない。
Zwei2は全く問題ない。

・PanoramaMaker4
写真をつなぎ合わせてパノラマ写真にする物。
対応版は出ているが有償だし、MicrosoftのICEという無料アプリでも同じことが出来るので、今はそちらを使っている。
→最近はPhotoShopElementsに移行。

・Logicoolウェッブカムソフトウエア
USBカメラの制御ソフト。カメラ自身が認識されない。
USBカメラデバイスの仕様が策定される以前に発売された古いUSBカメラは軒並みアウトかもしれない。

・inksaver2
インクジェットプリンターのインク量を削減してコストダウンを計るツール。
対応版はinksaver4(以降)。

・MFC-6490CN付属CDのドライバー
ブラザーの複合機。メーカーサイトに有る最新版は対応されている。


最初はもっとたくさん動かなくなる物が出ると思ったけど、純然たるソフト物もデバイス関係も意外に動く物が多くて驚いた。
というか、まともな会社の製品は全て対応版ドライバーが出ている。

ただ、My Documentをはじめ主要ディレクトリの位置(名前?)が変わったことには大弱りで、その対応にどえらく時間がかかった。
うちではMSが用意してた移行ツールではうまく移行できなくて、自前でファイルコピーをしたから。
というか、MSの移行ツールは、よほど単純な環境以外では成功しないと思うので、使わないほうがいいと思う。
時間の無駄。

あと、先にアンインストールしてライセンスなどを解放しないといけないアプリをしてなくて困った。今からXP→7移行する人は要注意。

・AdobeAcrobat9(readerではない)
・LookFONT ver2
・らくらくファイリング9
・ウイルスセキュリティーZERO
・iTunes(PCの承認解除と共有解除。意外に盲点)

1台のPC上でXP→7移行は絶対に「やめた方がいい」と思う。ものごっつう苦労するから。
うちはWindowsHomeServerがあるから、失敗したと思ったら復旧させてやり直しを何度もやったけど、普通は無理だから。

経験者からの忠告。

Bluetoothファイル共有 on Fusion

Fusion上のWindowsでBluetoothを使ったファイルの送受信する場合の問題点。

Fusion上Windows(送信)→別Windows(受信)の転送は問題ない。

ところが、逆は出来ない。

MacOSが先に受信してしまうからである。
(Macでファイルを受信するには「共有」でBluetoothの共有をONにしておく必要がある。)
Macで受信して共有フォルダ経由でWindowsに渡してもいいけど、一手間増える。

DVDドライブのように、Fusion起動中はWindowsに制御権を渡せばいいのに。
(Windows起動中はMacからはDVDドライブがアクセスできなくなっている。)

これが出来れば、LAN接続なしでもファイルの送受信が楽に出来ると思ったんだがなぁ。

遅いけど。

2012年2月11日土曜日

Windows7 BootCampとFusion4の違い

で、多大な苦労の結果BootCampによるWindows7環境も構築できたわけだが、
Fusion4上との違いが気になるかもしれない。

まず速度差。
ほぼ同一のCPU/グラフィック性能を持つと思うiMac(Mid2011)上のFusion4とMac mini(Mid2011)上のBootCampでの対比。
Windows7のパフォーマンス評価の結果は以下の通り。

コンポーネントBootCamp Fusion4 
プロセッサ7.04.7
メモリ(RAM)7.45.5
グラフィックス5.76.0
ゲーム用グラフィックス6.56.0
プライマリハードディスク 5.76.6

CPUとRAMの速度には当然大きな開きがあるが、他は同等もしくはFusion4の方が上回っている。
HDDの差はiMacとMac miniのハード差が出ている。
iMacは3.5インチHDD、Mac miniは2.5インチHDDで、そもそも速度差がかなりある。

Mac mini上のWindowsは、電源ONからの起動も、プログラムの起動もかなり遅い。
HDDの遅さが直撃している感じ。
速度をできるだけカバーするため、RAMDISKやディスクキャッシュソフト(うちで使っているのはIO-DATAのマッハドライブ)を入れた。特にディスクキャッシュはけちらず出来るだけ大きく確保した方が良い。2回目以降のアクセス速度がRAMDISKに近い速度まで劇的に上がる。
ここで8GBにしたメモリが活きている。

ただ、再起動時の速度差は圧倒的で、Fusion4はWindowsを再起動しても
本当に一瞬で立ち上がってくるが、BootCampでは数分かかる。
FusionではMacOSのメモリ上にWindowsがキャッシュされているためである。
SSDとはこういう物だろうか、と一瞬思ったが、まだ高くて今の私には手が出ない。
(誰かください^_^;。)

起動してしまえば、やはりBootCampでの方が速い。
ハード性能をフルに活かせる。
2画面構成なども楽に出来る。

でも、WindowsとMac間のデータのやりとりがあるならFusion4の方が楽なのは言うまでもない。
画面以外のハードウエアも多くはそのまま使うことが出来る。
Mac上からWindowsのアプリを、見かけ上とはいえそのまま起動できるのも便利だ。
従って、双方を有効に使い分ければいいと思う。

・・・

FusionではBootCamp下にあるWindowsをMac上から起動できるようにすることも出来る。
Fusion上に別に仮想Windows環境を作るには、Windowsがもう1ライセンス別に必要となるが、BootCamp環境を起動する分にはそれは必要ない。

が、これはあまりおすすめできない。
簡単に言えば、BootCamp Windowsでフル性能を活かす設定にしていると、Fusion上では不具合が出るからである。

それは単に速度差だけではなく、以下のような問題を起こす。
  • メモリ不足になることがある。特にキャッシュディスクやRAMディスクを設定していると出やすい。そうなるとスワップが起こりまくって、ほとんど実用にならない速度にまで落ちる。
  • 画面解像度が変わるし2画面にも出来ない。1画面に納めようとするのでデスクトップがおかしくなる。
  • さらに悪いことに、Fusion上で設定を変えてしまうとBootCamp上にも影響してしまう。Fusion上で起動したそれは、BootCamp上のWindowsそのものだからである(ややこしい)。
このほか、BootCamp WindowsをFusion上で実行したときはリジューム機能が使えないという制約もある。
これは取説に書いてある。

ということで、BootCampとFusionのどちらを選ぶかは、Windowsに求めることによって決まると言うことである。
両立はあまり考えない方がいい。
私の場合は、「安価なWindows機」ということで今回選んだので、FusionではなくBootCampを選んだのである。


・・・2012/03/29、04/12追記

一部ソフトはFusion上Windowsでは正常動作しないことが判明。
手元にある物で確認したのは以下の通り。

COREL WinDVD7/9/11仮想PC上での動作を禁止している。これが動けばMac上でCPRMのかかったDVD-RAMが再生できるのに。
一太郎2011上の詠太行最後の1文字の発声が途中で切れてしまう

なお、完全なWindows機になるBootCamp上ではどちらも正常動作する。

Windows7 64ビット版で不具合を起こすソフト(一部解決策あり)

今回導入したのはWindows7 Proの64bit版であるが、やはりというか想像通り、一部に
不具合を起こすソフトがあった。うちでわかったものを列記しておく。
すべて元はXP対応の物で、32bitのWindows7では問題なかった物である。

  • B's FileGuard/DiskGuard(v1.06)
    これが一番やっかいだった。Windowsの起動すら出来なくなる(2つのうちどちらがぶつかっているかまでは未確認)。
    対応版も発売されてない。フリーでファイルの暗号化ツールはあるので、それを使うことになる。
    アタッシェケース」がおすすめ。
  • IO-DATA USB2-NFC
    nanacoやICOCCAカードを読むためのカードリーダー。インストールできない。
    当然、これの動作を前提としているアプリは動かすことが出来なくなる。
    EdyViewer v2.1(v3.0はこのカードリーダー非対応)とか精算快速とか。
  • ROXIO EASY CREATOR7
    インストール不可。CD/DVD作成系アプリが動かないのはちょいとつらい。
    最新版は出てるけどちょいと高い(1.5万)。
  • Core Temp v0.99.8
    起動せず。最新版(v1.0 RC3以降)にすることでOK。
  • あふw x64 v1.53
設定でフォントサイズ変更が効かない。.iniを直接書き換えて対応。
64bit対応不足と言うより、単にバグな気もする。

→仕様通りだそうですm(_ _)m。
64ビット版ではアーカイブ関係のDLLも64ビット版を入れないと展開できないのかも知れず。
うちでは↓理由によりExplzhは32ビット版なのでLZHが展開できない状態。
ということで、現在は32ビット版を利用中。機能差なしなので問題なし。


  • ExpLzh 64ビット版
    別途7-ZIP64/TAR64.DLLを入れろと言ってくるが、指定されたwindows\system32にコピーしても、なぜかsyswow64に入ってしまう。OSが勝手に入れ替えているらしい。回避策が見つけられなかったので、32bit版を入れた。機能差なしなので問題なし。
    →エクスプローラーなどによるファイルのコピーではうまくいかず、ファイルをいったんクリップボードにコピーしてペーストするとうまくいくらしい。(情報感謝!)
  • JustSystem 三四郎2009
    ウインドウサイズを変更すると、広がった部分が再描画されない。

    →治ったみたい。が、三四郎2009は日本語入力システムとしてATOKしか受け付けない問題がある。可能なら、早いうちにLibreOfficeやMS-Officeなどに移行したほうが良い。
  • Ztop v1.72
    マウスカーソルが飛んだり、ホイールスクロールで変にスクロールしたりする。
    V1.73にして、これをうまく使う情報がここにあった。
    一応不具合は出なくなった模様。
  • コントロールパネル~管理ツール~サービス
    ウインドウを右側広げると描画されない。標準同梱ツールがバグっててどうするよ。→治ったみたい。
  • WindowsXP/7-32bitまでで動いていたスクリーンセーバープログラムは、軒並みアウト。
    画面復帰時にタスクバーが消えてしまう。パスワードをかけていれば大丈夫らしいが、基本的に64bit 7対応とうたっている物以外は使わない方がよさそう。
    32ビット 7では問題なかったので、64ビット 7のバグのような気もする。
  • e-TAXで使うカードリーダーSHARP RW5100
    ドライバーが64ビットに対応してない。
    SHARPのサイトでは未対応と書いてあったが、OEMのサンワサプライの製品では「対応」となっていた。
    実際、オンラインでドライバを探すとインストールできた。
    e-TAXのソフト自体は64ビットでも動く。
  • IO-DATA USBGPS2
    メーカーではWindows7は32bit版も含め一切サポートしていない。
    FT232R USB UARTというドライバが×と出る。 このドライバは、その大本のメーカーFTDI社のサポートページから64ビット対応版がダウンロードできる。
    executable版を選んだ方が楽だと思ったが、困ったことにこれを実行してもドライバは正常にインストールされない。
    仕方ないので、zip版を適当な場所(デスクトップとか)に展開する。デバイスマネージャーからFT232R USB UARTを選択してプロパティ~ドライバーの更新~コンピューターを参照してドライバーソフトウエアを検索します~場所はc:\からで、サブフォルダも検索させる。すると「証明書がない」とか言ってくるが一応見つかるので、インストール。
    これでFTR232Rは動くようになるが、まだ「USB Serial Port」が動かないと言ってくる。
    もう一度同じようにUSB Serial Portでも検索してインストール。
    これで必要なドライバがすべてインストールされ、COMポートも確定するのでUSBGPS2 Utilityを起動、 COMポートを指定して動作確認する(最初は初期化した方がいいと思う)。初期測位までに5分くらいかかる。
    他のポータブルGPS(2台)では速攻なので、このIOのが性能が低いと思われる。
    なお、付属のSuperMapple8は問題なく動作する。が、GPS機種設定は「IO-DATA社製GPS」ではなく、「NMEA TOKYO Datum出力タイプ」に設定しなければならない。なお、このGPSはカシミール3Dでは対応されていない。
  • Unlocker v1.9.1
    32ビット版ではシェル拡張でunlockが出てこないので、64ビット版を入れること。
  • 確実にWindows7をBootCampで導入する方法;Mac mini 2011および2014、MoutainLion/Yosemite版(Mac mini 2014では注意点あり)

    Windows7をMac mini2011および2014にBootCampで導入した。
    BootCamp上でインストールするのは、ハードの性能を最大限引き出すWindows環境がほしかったからである。Fusion上との差などは後述。

    Fusion4上に導入したときはキーボード以外では苦労しなかったが、このBootCampでは非常に苦労したので記録しておく。

    細かい経緯は省略するとして、まず1つ言えるのは「AppleのBootCampに関する説明は重要な点が抜けてる」ということである。あの説明書通りにやってうまくいくのはまぐれだと思う(2014/11/15追記;今上がっているのは良くなっている)。

    で、まずはわかったことのまとめ。
    1. インストールに必要な物。Mac mini2011では8GB以上のUSBメモリと2GB以上のUSBメモリ。Mac mini2014では8GBメモリ1本だけで良い。USB-DVDドライブまたは、DVDドライブを持ったMac(Windows機でも出来るとは思う)。
      Windows7のインストールディスクは当然。
    2. Mac mini2011のBootデバイス順序は、USB1→内蔵HDDである。
      また、MacにはこのBoot順を変える手段がない(少なくとも公開されていない)。
    3. USBは、本体裏面左(中央側)から1~4になっている。
      2011では2~4はBoot対象にはなっていない様子。2014では他のポートからもBoot可能になっている(でもこれが悪さをする原因になっている)。
    4. Option(またはAlt)キーを押しているとHDDから強制起動してMacOS/Windows/ネットワークからの起動選択は出来るが、USB1とHDDの起動順を入れ替えられない。
    5. そのため、USB1にUSBメモリが刺さっていると、必ずそこから起動しようとし、起動できない場合はエラーを表示する。
      「Non-system disk press any key」と表示する割に、キーボードが効かないのでどうしようもなくなる。
    6. USB1にUSB接続のDVDドライブを接続している場合も起動できない。
      DVDの内容が、Windows7のインストールディスクであっても(起動できるはずなのに)。
      「no bootable device -- insert boot disk and press any key」と表示する割に、やはりキーボードが効かないのでどうしようもない。2014では起動はできるが、その後キーボードもマウスも一切効かず操作できない。
    (余談。Macは、一旦ブート元を設定すると、そこから起動できない場合でも他からブートするということはしない。Windowsから起動するにして、実際にはWindowsから起動できなかった場合にもOS Xで起動したりしない。 優先順位という考え方がないからだが、実にお馬鹿さんといえよう。この辺りはWindows機の方が圧倒的に優れている。)

    ということを前提に、実際にWindows7を「確実に」インストールする手順は以下のようになる。
    1. MacをTimeMachineでバックアップしておく。BOOTCAMP導入中に失敗するとMacOS側もパーになることがあるので、その時もすぐに復旧できるようにするため。自信があれば取らなくてもいいが、私は一度失敗したので、2回目以降は必ず取るようにしている。
    2. USBメモリにWindows7のディスクイメージを入れ込む。以下MacOS上での作業方法。
      1. DVDドライブにWinows7のインストールディスクを挿入
      2. ディスクユーティリティを起動
      3. Windows7のディスクを選択状態にして、ファイル~新規~(Win7の名前)からディスクイメージを選択。
        名前そのまま
        場所適当(デスクトップなど)
        イメージフォーマット~DVD/CDマスター
        暗号化なし
        で保存する。
      4. *.cdrというファイルが出来るので、拡張子を.isoに変更
      5. BootCampアシスタントを起動。「Windows7のインストールディスクを作成」のみを選択。「続ける」でISOイメージに今作ったファイルを指定・・・と言うか、勝手に指定されてる。
        このファイル指定を自動化するため実機上での作成が望ましいが、別の機械で作って実機へコピーしても良い。ちなみに、iMacで作ったら非常に遅かった。MacはDVDドライブの性能が低いからである。USBで接続するDVDドライブのほうが圧倒的に速い。
      6. 内容がすべて入る容量のUSBメモリをUSB1に接続する。Windows7Pro64bitは4GBもあれば入る。さらに、YosemiteのBootCampではこの中にドライバも一緒にコピーするので、+2GBくらいあったほうが良い。8〜16GBあれば問題ない。
        メモリは自動フォーマットにより内容が消去されたあとコピーが始まる。時間は結構かかる(ISOイメージを作る以上に)。
      このUSBメモリが(インストール用)ブートデバイスになる。
    3. 2011ではBOOTCAMPでWindows用ドライバをダウンロードして、別のUSBメモリに保存する。同じメモリだとブートできなくなる。2014/Yosemiteでは(選択する必要はなく)自動的に同じメモリにドライバも入れる。故に、Marvericksまでで作ったisoイメージUSBメモリはYosemiteでは使えない。作りなおす必要がある。BootCampのメニュー上には別USBメモリにドライバを入れる選択項目があるが、それを使って別メモリにドライバを入れ、それをUSBのほかポートに指しているとWindowsのインストールが出来ないという罠である。
    4. BOOTCAMPで「Windows7をインストール」を選択する。これもYosemiteでは不要で、自動的に起動される。
    5. 最新版のBootCamp(5.1.5759)はWindows7に対応できていないので、Windows起動後の初期設定中に「Windows\system32\drivers\AppleSSD.sys このファイルのデジタル署名を検証できません」と出て先に進まない。なので、以下の対策が必要。
      (5-1)1つ前のバージョン(5.1.5640)のBootCampをここからダウンロードしてくる。
      (5-2)USBメモリをFilderで開き、$WinPEDriver$フォルダを削除する。
      (5-3)ダウロードしてきたBootCampを展開する
      (5-4)その中の$WinPEDriver$をUSBメモリにコピーする
      ここで、BootCampフォルダはコピーしない。5640はMacMini2014に対応してないから。2011ならBootCampフォルダも置き換えたほうが良いのかもしれないが、未検証。
    6. Windows用パーティションサイズを設定し、「インストール」を押す
    7. (パーティション設定が終わったら)自動的に再起動がかかる
      このとき、キーボードを差し込んでおかないとWindowsインストーラーが起動しないかもしれない(うちではそうだった)。
    USBからWindowsのインストーラーが起動して、無事インストール画面になる。


    とにかく、2011ではUSBに起動順があることを知ってないとはまる。
    USB-DVDからでも起動できないのが事態をさらにややこしくしている。
    (USB-DVDドライブの中にはMacのUSBバスパワーでは動かずインストールには使えない物があるらしいが、今回の件にはそれは関係ない。ACコンセント付きの物で試したから。)
    2014では、2011までと同じやり方でやると失敗するので要注意。これがわかるのに2週間も無駄にしてしまった。
    さらに、最新版のBootCampではWindows7対応にバグがあるというお粗末さ。Appleは検証が絶対的に甘すぎる。

    ・・・
    この先はWindows7のインストール。
    基本的には普通通りなのだが、Macで作業する上で注意する点がある。
    1. 2014ではキーボードとマウスは有線の物が必須。BluetoothはWindows側でドライバがインストールされるまで使えなくなるから。マウスはなくてもキーボードで操作できるが(それがWindowsの良い所)、キーボードが効かないとどうしようもなくなる。
    2. Windowsの入ったUSBメモリはポート1に指す。2011でも、Windowsドライバの入ったUSBメモリはこの時点ではどのポートにも刺していてはいけない。HDDや光学ドライブも同様。要するに、この時点でUSBポートに指していいのは、1にWindowsの入ったメモリ、他はキーボードとマウスのみとなる。
    3. Windows上で新規インストールをすると、まずは「どこのパーティションに入れるか」聞いてくるので、「ディスク0:パーティション4:BootCamp」を選ぶ。すると、「ここにはインストール出来ない」と言ってくるので、「ドライブオプション(詳細)」からフォーマットを選択する。このパーティションを再フォーマットしてインストール可能にする。
    4. フォーマットはすぐ終了するので「次へ」を押す。この時点で「新しいシステムパーティションを作成できなかったか、既存のシステムパーティションが見つかりませんでした」エラーが出るときは、USBにドライバの入ったメモリやHDDなどが刺さってないか確認する。Windowsは、インストール時に(物理的な)複数ドライブを発見するとこのエラーを発生させる。なので、インストール時には絶対に1ドライブしか接続していてはいけない(インストールディスクの入ったドライブは除く)。Mac mini 2011ではこんなことなかった気がするのだが、2014では発生するので要注意。
    5. インストールが終わり、Windowsが正常起動したら初期設定を行う。此処から先、Windowsが起動してドライバの設定が終わるまではBluetooth機器が使えない。ドライバが入ってないからである。Bluetoothマウスやキーボードが使えない理由はこれ。
    6. 2014(というかYosemiteで作ったメモリ)では初期設定が終わると自動的にBootCampインストーラーが起動しドライバ群がインストールされ、その後再起動する。2011ではドライバをSETUPする。終わったら、USBメモリを外し、再起動する。
      これをしないとディスプレイドライバが標準のままなので、画面の解像度変更とか2画面とかが出来ないし、 ネットワークも繋がらない。このあたりがWindows純正メーカー品との違い。こういう作業に慣れてないと出来ないと思う。
      Bluetooth機器はペアリングが切れるので、コントロールパネルから再ペアリングが必要(2014ではそうだった)。
    7. ここでも注意すべきは、2011では、USB1にはUSBメモリ/DVDドライブ/HDDをつながないことである。起動しなくなる。USB2~4につないでいる状態では起動するので、基本的に、USB1にはキーボードやマウスなど、起動に関係ないデバイスをつなぎ、USB2~4にHDDや光学ドライブを接続することになる。当然、Windows上でReadyBoostをUSBメモリに作る場合もUSB1に接続してはいけない。なお、HUBをつないでいても状況は同じである。2014では問題ない。
    なお、インストールを途中で中断すると、以後Macが全く起動できなくなる。Command+Rでの復元起動も効かない。この場合は、Option+Command+P+RでNVRAMクリアすれば起動できるようになる。ただし、MacOS部分が破壊されている場合はやはり起動に失敗するので、Command+Rで復元する。このとき、TimeMachineバックアップがあれば、復元がとても楽になる。

    ・・・

    以上のことを知っていれば、Mac mini 2011でも2014でもBootCampによるWindows7環境を作成できる。なんにしても、Appleの説明は情報が足りない。

    ここで言えることは、「MacをWindows機にして使おうなんて、普通の人は思わないほうがいい」である。 価格対性能比(およびデザイン)では決して悪くないが、やはりWindows機とは異なるので壁が高い。
    この最初のWindows環境の構築だけでなく、他にもいろいろと問題がある。それについては別の記事にする。「労多くして益少なし」まさにこのことを言う。反省。
    Appleにしてみれば、BootCampはおまけであって、完全ではなくても文句は言わないで、というところだろう。

    以下は2011での話。
    ・・・2013/02/16
    MountainLion用に更新Mac mini(mid2011) EFIファーム v1.6のアップデートで、「USB記憶装置がホットプラグされている時の起動装置の選択の問題が解決される」は、本当に解決されたようである。

    コメントにも頂いたとおり、Option(Windowsキーボードの場合はAlt)を押したまま再起動すると、起動メディア選択ができる(事を確認した)。たぶんファームアップデートで改善されたというのがこれのことだと思う。この時はUSB-DVDドライブに入っているWindowsインストールディスクからの起動もできた。USB1でなくてもOKだった(USB1以外につないでいる場合)。

    ただし、 USB-DVDにWindowsディスク、USBメモリにWindowsを入れたものを挿していると、どちらかを起動選択しても、なぜか両方とも起動できないので注意。

    2012年2月5日日曜日

    Windows7 on VMware Fusion4

    VMware Fusion4には「キーボードの認識が常にUSになる」というバグがいる。
    このため、Fusion4上でWindows7を動かす場合も、日本語キーボードだと配置が合わないという問題が発生する。

    それを解消する方法。
    1. VMwareを完全に終了しておく
    2. SpotLightで「仮想マシン」で検索
    3. Windows 7 x64.vmwarevmというファイルで右クリック、パッケージの内容を表示(32bit版の時はx64は「ない」)
    4. Windows 7 x64.vmxでこのアプリケーションで開く~適当なテキストエディタで開く
    5. 一番最後の行にkeyboard.vusb.idProduct = "0x222"と追加し、改行、ファイルを保存
    6. VMWare~Windows7を再起動
    7. Windows上で、コントロールパネル~キーボード~ハードウエア~プロパティ~ドライバー~ドライバーの更新
    8. コンピューターを参照してドライバーソフトウエアを検索します~コンピューター上のデバイスドライバー一覧から選択します
    9. 「互換性のあるハードウエアを表示」のチェックを外す
    10. (標準キーボード)の中から「日本語PS/2キーボード 106/109 Ctrl+英数」を選択、次へ
    11. 警告メッセージが出るが「はい」でインストール続行
    12. Windowsを再起動

    これで日本語キーとして正しく認識されるようになる。Lionと違い「|\」と「_ろ」も正しく入力できる。

    ・・・

    さて、うちではMacにもWindowsのキーボードをつなぎ、Mac上ではCommandとControlの位置をKeyRemap4で入れ替えている。また、Windows上ではCapsLockとCtrlを入れ替えている。
    CommandとControlの位置入れ替えだけなら、キーボード~修飾キーの設定で入れ替えられるが、他のキーも変更しようと思うとKeyRemap4が必須であり、またKeyRemap4を入れているとこの修飾キーの設定は無視される。

    こういうことをしていると、Windows上でCtrlとWinのキーが入れ替わってしまう問題が発生する。
    調べてみると、CTRL+←/→を押すと正しくCTRL+←/→と返すのに、CTRL+アルファベットを押すとWin+アルファベットと返してくるという変な現象が発生している。

    これを回避するには、KeyRemap4で、Fusionには入れ替えてない状態のキーを渡すようにすればよい。

    private.xmlに次の内容相当を追記してReloadする。
    <?xml version="1.0"?>
    <root>
      <appdef>
        <appname>VMware</appname>
        <equal>com.vmware.fusion</equal>
      </appdef>
      <item>
        <name>Control_R to Command_R (except VMware)</name>
        <identifier>private.app_vmware_control_r_to_command_r</identifier>
        <not>VMware</not>
        <autogen>--KeyToKey-- KeyCode::CONTROL_R, KeyCode::COMMAND_R</autogen>
      </item>
      <item>
        <name>Control_L to Command_L (except VMware)</name>
        <identifier>private.app_vmware_control_l_to_command_l</identifier>
        <not>VMware</not>
        <autogen>--KeyToKey-- KeyCode::CONTROL_L, KeyCode::COMMAND_L</autogen>
      </item>
      <item>
        <name>Command_L to Control_L(except VMware)</name>
        <identifier>private.app_vmware_command_l_to_control_l</identifier>
        <not>VMware</not>
        <autogen>--KeyToKey-- KeyCode::COMMAND_L, KeyCode::CONTROL_L</autogen>
      </item>
    </root>
    

    これで、思惑通りのキー操作ができるようになる。
    なお、Fusion上に複数のWindows環境を入れている場合、これ1つですべてに有効である。

    Command-L/Control-Lに関してはKeyRemap4に元からexcept Virtual Machineという似たような設定があるが、それを設定してもうまく動かなかった。Fusion4には対応していないのかもしれない。

    実はこの状態でも「全角/半角」を押しても日本語入力できないという問題が残る。
    これに関しては、Windows上のキー配置変更ツール(chgkeyなど)で、「カタカナ・ひらがな→全角/半角」(逆ではないので注意)の変更を入れる。

    ただし、この変更をしても、Mac側が日本語入力モードになっているとWindowsで「全角/半角」が効かない。
    キーが効かないときは、Macの日本語入力モードを確認のこと。

    これで、WindowsとMacでほぼ同じキー操作ができるようになった。

    「そもそもWindows上でキーCtrlとWinを入れ替えればいいんじゃないか」と思われるかもしれないが、先に書いたとおり、返されてくるCtrlとWinのキーコードが場合によって異なるのでうまくいかない。
    だからホストとなるMac側で変更しなければならない。このあたりはさんざんやったから間違いなし。

    CTRL+←/→や一部ファンクションキーはデフォルトではMac側にとられる場合があり、Windowsに渡すことができない。
    この場合、環境設定~キーボード~キーボードショートカットを変更する。
    private.xmlにさらに書き加えれば両立出来るかもしれないが、そこまでは必要を感じてないので省略。

    いや、KeyRemap4MacBookは本当によく出来ている。
    英語だけなのでちょっとわかりにくいけど。











    Lion on VMware Fusion4

    VMware Fusion4には「キーボードの認識が常にUSになる」というバグがいる。
    このため、Fusion4上でLionを動かす場合、日本語キーボードだと配置が合わないという問題が発生する。

    それを改善する方法。

    1. VMwareを完全に終了しておく
    2. SpotLightで「仮想マシン」で検索
    3. OS X 10.7(64ビット).vmwarevmというファイルで右クリック、パッケージの内容を表示
    4. OS X 10.7(64ビット).vmxでこのアプリケーションで開く~適当なテキストエディタで開く
    5. 一番最後の行にkeyboard.vusb.idProduct = "0x222"と追加し、改行、ファイルを保存
    6. Lion Xを再起動

    これで、「|\」と「_ろ」以外のキーは全て正しい配置になる。
    しかし、この2つだけは入力が出来ない。
    KeyRemap4MacBookを使ってこれを強引に入力できるようにする。

    private.xmlに次の内容相当を追記してReloadする。
    <?xml version="1.0"?>
    <root>
     <item>
        <name>Swap F14 and BackSlash</name>
        <identifier>private.swap_F14_and_BackSlash</identifier>
        <autogen>--KeyToKey-- KeyCode::F14, KeyCode::VK_JIS_BACKSLASH</autogen>
     </item>
     <item>
        <name>Shift(L)+0=Underscore</name>
        <identifier>private.shift0L_to_Underscore</identifier>
        <autogen>--KeyToKey--
      KeyCode::KEY_0, ModifierFlag::SHIFT_R,
      KeyCode::JIS_UNDERSCORE
        </autogen>
     </item>
     <item>
        <name>Shift(R)+0=Underscore</name>
        <identifier>private.shift0R_to_Underscore</identifier>
        <autogen>--KeyToKey--
      KeyCode::KEY_0, ModifierFlag::SHIFT_L,
      KeyCode::JIS_UNDERSCORE
        </autogen>
     </item>
    </root>
    

    これを読み込ませてチェックすることにより、「\」でバックスラッシュ、SHIFT+0で「_」を入力できるようにする。
    バックスラッシュでなく「\」そのものを入力したいときは、VK_JIS_YENにすればよい。
    これで、Lion上でのプログラム開発も「できなくはない」状態になる。

    しかしまだ、Lion上ではファンクションキーの設定ができない。
    キーボードショートカット設定でファンクションキーに設定しても一切効いてない。
    KeyRemap4でもキーを認識してくれないので再設定しようがない。
    VMware Fusion~環境設定~キーボードとマウス~キーマッピングでも設定できない。

    あとはVMWareFusion側で正式に対応されるのを待つしかない。
    が、私も前にサポートに連絡を入れたが、いっこうに改善される気配がない。
    開発元はUSなので、気がつかないのかもしれない。
    (ひょっとしたらBluetoothキーボードでは大丈夫?)
    だったら日本の窓口act2が何とかしろ!と思うのだが。

    Fusion4によって、Lion対応というのは表面上の宣伝文句に過ぎず、現状では使い物にならない。
    と、言われても仕方ないと思うのだが。