2012年2月11日土曜日

Windows7 64ビット版で不具合を起こすソフト(一部解決策あり)

今回導入したのはWindows7 Proの64bit版であるが、やはりというか想像通り、一部に
不具合を起こすソフトがあった。うちでわかったものを列記しておく。
すべて元はXP対応の物で、32bitのWindows7では問題なかった物である。

  • B's FileGuard/DiskGuard(v1.06)
    これが一番やっかいだった。Windowsの起動すら出来なくなる(2つのうちどちらがぶつかっているかまでは未確認)。
    対応版も発売されてない。フリーでファイルの暗号化ツールはあるので、それを使うことになる。
    アタッシェケース」がおすすめ。
  • IO-DATA USB2-NFC
    nanacoやICOCCAカードを読むためのカードリーダー。インストールできない。
    当然、これの動作を前提としているアプリは動かすことが出来なくなる。
    EdyViewer v2.1(v3.0はこのカードリーダー非対応)とか精算快速とか。
  • ROXIO EASY CREATOR7
    インストール不可。CD/DVD作成系アプリが動かないのはちょいとつらい。
    最新版は出てるけどちょいと高い(1.5万)。
  • Core Temp v0.99.8
    起動せず。最新版(v1.0 RC3以降)にすることでOK。
  • あふw x64 v1.53
設定でフォントサイズ変更が効かない。.iniを直接書き換えて対応。
64bit対応不足と言うより、単にバグな気もする。

→仕様通りだそうですm(_ _)m。
64ビット版ではアーカイブ関係のDLLも64ビット版を入れないと展開できないのかも知れず。
うちでは↓理由によりExplzhは32ビット版なのでLZHが展開できない状態。
ということで、現在は32ビット版を利用中。機能差なしなので問題なし。


  • ExpLzh 64ビット版
    別途7-ZIP64/TAR64.DLLを入れろと言ってくるが、指定されたwindows\system32にコピーしても、なぜかsyswow64に入ってしまう。OSが勝手に入れ替えているらしい。回避策が見つけられなかったので、32bit版を入れた。機能差なしなので問題なし。
    →エクスプローラーなどによるファイルのコピーではうまくいかず、ファイルをいったんクリップボードにコピーしてペーストするとうまくいくらしい。(情報感謝!)
  • JustSystem 三四郎2009
    ウインドウサイズを変更すると、広がった部分が再描画されない。

    →治ったみたい。が、三四郎2009は日本語入力システムとしてATOKしか受け付けない問題がある。可能なら、早いうちにLibreOfficeやMS-Officeなどに移行したほうが良い。
  • Ztop v1.72
    マウスカーソルが飛んだり、ホイールスクロールで変にスクロールしたりする。
    V1.73にして、これをうまく使う情報がここにあった。
    一応不具合は出なくなった模様。
  • コントロールパネル~管理ツール~サービス
    ウインドウを右側広げると描画されない。標準同梱ツールがバグっててどうするよ。→治ったみたい。
  • WindowsXP/7-32bitまでで動いていたスクリーンセーバープログラムは、軒並みアウト。
    画面復帰時にタスクバーが消えてしまう。パスワードをかけていれば大丈夫らしいが、基本的に64bit 7対応とうたっている物以外は使わない方がよさそう。
    32ビット 7では問題なかったので、64ビット 7のバグのような気もする。
  • e-TAXで使うカードリーダーSHARP RW5100
    ドライバーが64ビットに対応してない。
    SHARPのサイトでは未対応と書いてあったが、OEMのサンワサプライの製品では「対応」となっていた。
    実際、オンラインでドライバを探すとインストールできた。
    e-TAXのソフト自体は64ビットでも動く。
  • IO-DATA USBGPS2
    メーカーではWindows7は32bit版も含め一切サポートしていない。
    FT232R USB UARTというドライバが×と出る。 このドライバは、その大本のメーカーFTDI社のサポートページから64ビット対応版がダウンロードできる。
    executable版を選んだ方が楽だと思ったが、困ったことにこれを実行してもドライバは正常にインストールされない。
    仕方ないので、zip版を適当な場所(デスクトップとか)に展開する。デバイスマネージャーからFT232R USB UARTを選択してプロパティ~ドライバーの更新~コンピューターを参照してドライバーソフトウエアを検索します~場所はc:\からで、サブフォルダも検索させる。すると「証明書がない」とか言ってくるが一応見つかるので、インストール。
    これでFTR232Rは動くようになるが、まだ「USB Serial Port」が動かないと言ってくる。
    もう一度同じようにUSB Serial Portでも検索してインストール。
    これで必要なドライバがすべてインストールされ、COMポートも確定するのでUSBGPS2 Utilityを起動、 COMポートを指定して動作確認する(最初は初期化した方がいいと思う)。初期測位までに5分くらいかかる。
    他のポータブルGPS(2台)では速攻なので、このIOのが性能が低いと思われる。
    なお、付属のSuperMapple8は問題なく動作する。が、GPS機種設定は「IO-DATA社製GPS」ではなく、「NMEA TOKYO Datum出力タイプ」に設定しなければならない。なお、このGPSはカシミール3Dでは対応されていない。
  • Unlocker v1.9.1
    32ビット版ではシェル拡張でunlockが出てこないので、64ビット版を入れること。
  • 7 件のコメント:

    1. あふwを作った奴2012年2月13日 22:34

      具体的にどこのフォントサイズ指定でしょうか?
      手元では特に問題無さそうですので。(^^;

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      1. 手元(x64 v1.53)のものでは、
        あふw設定〜フォント(4)の左ファイル窓(L)および右ファイル窓(R)を押して、
        フォントサイズだけ変更した場合、設定の表示上は変更されてますが
        実際の表示は変更されません。あふwを再起動して同設定を見に行くと元に戻っています。
        なので仕方なく、AFXW.INIを直接書き換えている状況です。

        他のフォントサイズがどうであるかは確認してません。

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      2. あふwを作った奴2012年2月14日 8:20

        対象のあふw本体起動中に「あふwの設定」を手動で起動しておられませんか? もし「Zキー(標準キーバインド)を押す」以外の手段で起動された場合はそのような挙動になります。(→ AFXWCFG.TXT の「● 注意 ●」項目)
        そうで無い場合は…うーん、何でしょう。(^^;

        ちなみにファイル窓のフォントサイズ変更は、あふw本体で INS and DEL キー(標準キーバインド)で調節した方が早いです。

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      3. 当方の設定ではF10で設定を起動するようになってますが、
        他の項目は設定→いったんあふwを終了→再起動するとちゃんと反映されてます、ここだけ挙動が違うなと思った次第です。
        (実際、「決定」を押した時点でファイルは更新されています。)

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      4. あふwを作った奴2012年2月14日 21:54

        F10キーで AFXWCFG.EXE を直接起動されているのであれば、それで仕様通りの挙動です。(^^;
        詳しくは、お手数ですが AFXWCFG.TXT 冒頭の「● 起動 ●」と「● 注意 ●」の項目をご参照願いますです。

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      5. 了解です。ご教授、ありがとうございました。

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    2. ◆Explzhの7-ZIP64/TAR64.DLLの件に関して
      私も苦労したのでおすそわけw

      問題はD&DコピーだとC:\Windows\SysWOW64に自動的にコピーされてしまう
      解決策はファイルを右クリックしてコピーし、C:\Windows\System32に移動して貼り付け

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