2013年2月16日土曜日

WindowsHomeServerのPC復元ディスクの重大バグ

WindowsHomeServerのPC復元ディスクには極めて重大なバグがいる。

パーティションを切っている場合、最初のパーティション以外は復旧出来ない」

「復旧出来ない」だけならまだ良いのだが、「パーティション情報を破壊してHDD全体をアクセス不可にしてしまう」。

MacにBootCampでWindowsを導入している場合、パーティション0がMacOS、1にWindowsが入るが、このWindowsを復元しようとした場合、HDDのパーティション情報を破壊して、Mac OSも含めも全てのデータが消えてしまう。

どうやら、常にHDDの先頭からに入れようとするようだ。
PC復元ディスクで復元データを選んで復元先を選んだ直後にエラーが出て、この状態になる。

パーティション情報がなくなると、HDD内に何もない状態になってしまう。
HDD内のMacOS復元領域も読めなくなるので、ネットワークに繋がらない場合、全く復旧のしようがなくなる。

2013/03/04補足:
ここで諦める前に、1つ手がある。
パーティション情報の復旧を行えるツールとしてTestDiskというのが存在する。
HDD内を走査し、かなり正確に復旧してくれる「こともある」(出来ないことも当然ある)。
WHSの全復旧をやってしまった直後なら復活できるかもしれない。
うちでも作業の途中に何回か使って、正しく復活できたこともあった。
英語版しかないし、HDDの専門用語が出てくるので多少知識が必要だが、
日本語で説明しているサイトもここを始めたくさんある。
Linuxを使って起動CDまたはUSBを作るか、Macの場合外部HDD上にMacOSを構築してそこからOSを起動、コンソール上からTestDiskを実行するという手もある。私がとったのは後者。
いずれにせよ、他のPCが必要になる。

・・・

ネットワークに繋がる場合は、インターネットRecoveryなるものを開始される。
Appleに接続してOSをダウンロードしてきて復旧する。MacOSとして起動できるようになるまで30分以上かかる。
しかもLion。でも出来るだけまだマシといえる。

ということで、

WindowsHomeServerのPC復元ディスクは、BootCampのWindowsでは絶対に使ってはいけない。」
である。

こういう時に限って外の問題もどんどん出てきて、結局復旧に丸1週間もかかってしまった。


今回は兎にも角にもいろいろな状況に遭遇した。
じゃあ、BootCampのWindowsはどうやってバックアップを取ったらいいのかとか、
BootCampでWindowsも使うMacにはこのツールは絶対いれておけか、
実はパーティション情報だけなら復旧方法があったとか、
そういう情報も追って公開したいと思う。

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